バージョン 3 (更新者 jmatsuzawa, 12年前) (diff) |
---|
共同作業の方法(原案)
gnome-user-doc の作業の中で発生した齟齬から、原案を作成していきます。
翻訳のワークフロー
翻訳作業は Damned Lies を使用せずに、trac のチケットで管理します。 ワークフローは次のとおりです。
- 翻訳者は、tracに特定のページ(複数ページ可)を翻訳する旨のチケットを登録する <翻訳の予約>
- 翻訳者は、翻訳作業を行う
- 翻訳者は、tracにパッチを添付する <翻訳のアップロード>
- レビューアは、tracにレビューコメントを付ける
- 翻訳者は、tracに、レビュー内容に応じてパッチを再添付する
- レビューアは、tracにコメントとしてレビュー完了を通知する
- コミッターは、g.g.oにコミットする
- コミッターは、tracのチケットをクローズする
アップロードするファイルについて
パッチをあげてください
現在、同一モジュールにたいして他の作業が並行して行われているので、それぞれマージができるように、PO ではなくパッチ形式で上げていただけると助かります。 パッチに加えて、レビュー用としてPOをアップロードするのはまったく問題ありません。 パッチは、git.gnome.orgのgnome-user-docsリポジトリのHEADを元に、それにたいするパッチとして作成してください。 git diff origin/master で作ってもかまいませんし、git format-patch でもかまいません。
ファイルの中身について
他の作業とのコンフリクトを防ぐために、以下の点をご注意ください。
potをmsgmergeしない
これをやると各作業者のpo全体がそれぞれ独自のものになってしまうので、やらないでください。
D-Lにあがっているpoはmsgmerge済みのものなので、D-Lのpoは使用しないでください。
リポジトリのpoを元に編集してください。
リポジトリのpoが最新のドキュメントにたいして古い場合は、お知らせください。
最新のpotをmsgmergeしたpoをリモートリポジトリにコミットします。
そのあと、それをローカルに取り込んでください。
整形する
以下のコマンドで整形してください。
$ msgmerge --no-location --no-wrap --previous ja.po ja.po
これは、ロケージョン情報を落として、折り返しをなくします。
結果は標準出力に書き出されます。
他の作業者も編集する箇所は触らない
PO-Revision-DateやLast-Translatorの各種ヘッダーやクレジット情報など、他の作業者も同一箇所を修正することが予想されるものは編集しないでください。
これらはリモートへのコミット時にコミッターが取りまとめて行います。クレジット情報など何か記載事項があれば教えておいてください。
効果
上記を行うと、以下のように差分がきれいにでます。
「きれいに」というのは、自分が編集した箇所以外の差分が無いという意味です。
もし自分が編集した箇所以外で差分が現れたら (POにはよくあることです)、以下を確認してください。
- リポジトリのPOを元に作成しましたか (最新のpotをmsgmergeしたりしていませんか)
- 整形しましたか?
- ヘッダーを編集していませんか (ツールが自動的に編集していませんか)?